山本百合子 & 山本まゆ子 「 ピアノの饗演

開催日時 2016年12月15日 (木曜)  19:00開演 
会場 パルテノン多摩・小ホール
URL : パルテノン多摩ホームページ
交通 京王線・小田急線・多摩モノレール 多摩センター駅 より徒歩5分
京王線中央改札口、小田急線改札西口より左へ
パルテノン大通り (遊歩道) のつきあたり
URL : パルテノン多摩ホームページ
入場料 2,000円 (全席自由)

お申し込み / お問い合わせ

山本百合子友の会 : 042-339-0321
メールでのお申し込み・お問い合わせ : お問い合わせページ
曲目

◆モーツァルト/Mozart

4手のためのソナタ K.381

Sonata K.381 for 4 hands

◆プロコフィエフ/Prokoffiev

ソナタ No.1 Op.1

Sonata no.1 op.1

◆スクリャービン/Scriabin

5つの前奏曲 Op.16

Préludes op.16

◆ベートーヴェン/Beethoven

ソナタ Op.27-2「月光」

Sonata op.27-2 "Moonlight"

◆リスト/Liszt

メフィスト・ワルツ

Mephisto Waltz

◆ムソルグスキー/Mussorgsky

「展覧会の絵」

"Pictures at an Exhibition"

エッセイ

山本百合子 & 山本まゆ子 「ピアノの饗演」のご案内です

2016年12月15日 (木曜日) 午後7時開演、パルテノン多摩・小ホールにてピアノコンサートをいたします。
同ホールでは初めての、母と娘共演のピアノコンサートです。 
プログラムの始めは、ふたりの連弾でモーツァルトの4手のためのソナタK.381。モーツァルト17歳のときの作品で、姉のナンネルに贈られています。
暖かく優しい二楽章がふたりの対話のように魅力的です。後に作曲されるオペラ「フィガロの結婚」のフレーズがあちらこちらに顔を出し、4手ならではのオーケストラの響きを表現します。

続いて、それぞれのソロの饗演をお楽しみいただきます。
プロコフィエフのソナタ第1番作品1(まゆ子演奏)は、プロコフィエフ18歳のとき、ペテルブルグ音楽院時代、先輩スクリャービンの影響を受けた、ロマン派的な若々しい作品です。
スクリャービンの5つの前奏曲(まゆ子演奏)は、スクリャービン22歳のときのロマンチックな美しいプレリュードです。
そして、ベートーヴェン「月光ソナタ」(百合子演奏)は、ロマン派を予感させる作品で「幻想曲風ソナタ」とベートーヴェン自身が命名しています。

休憩のあと、リストの名曲「メフィスト・ワルツ」(百合子演奏)です。「ファウスト」の伝説からのエピソードを題材とした曲で、悪魔メフィストは青年ファウストに、命と引き換えに世界中の富と知識を与えると約束して旅に出ます。立ち寄ったある村での結婚式の場面から、曲は展開していきます。
最後に、ムソルグスキー「展覧会の絵」(まゆ子演奏)をお聴きいただきます。ムソルグスキーは19世紀ロシアの国民楽派を代表する作曲家です。親友の画家ハルトマンの死、その遺作展で霊感に打たれ一気に書き上げました。

1994年12月、今から22年前、私のパルテノン多摩での初リサイタルでも、得意のプロコフィエフのソナタとムソルグスキー「展覧会の絵」を演奏いたしました。あの時小学1年生だった娘が、今、それを演奏することが、感慨深く、楽しみに感じております。 
四季折々に爽やかな風の吹く、多摩丘陵タウンで育まれた音楽の調べが、年月を経て、感謝とともにみなさまにお届けできますようにと祈っております。
会場でお目にかかれますことをお待ちいたしております。

<チケットお申込み>
山本百合子友の会で、チケット発売をいたしております。
山本百合子友の会
Tel,Fax :042-339-0321
Mail:yurico.yamamoto.0605@gmail.com

皆さまのお越しを、心よりお待ちいたしております。

まゆ子&百合子